（ご予約の方優先）
〒152-0002 東京都目黒区目黒本町2-5-4
ウェルスクエアプラザ目黒本町4階
霰粒腫の診療
霰粒腫は、まぶたに存在する「マイボーム腺」と呼ばれる脂を分泌する分泌腺が詰まり炎症が起こり、硬いしこりと触れる病気です。当院では内科的治療から外科的治療まで適切な診断、加療をおこないます。
霰粒腫とは
まぶたには「マイボーム腺」と呼ばれる脂を分泌する腺が多数存在します。この腺が詰まり炎症を起こし、硬いしこりが形成されるのが霰粒腫です。感染を伴わない場合は通常痛みは有りません。
このような症状がある場合は
ご相談ください
- まぶたにしこりができる（痛みは通常なし）
- しこりの部分が目立ち、見た目が気になる
- ゴロゴロする
- まぶたが重たく感じる
- まれに視界が遮られる（大きくなった場合）
注意
霰粒腫が感染を伴う場合、赤みや腫れ、痛みを伴う「化膿性霰粒腫」に進行することがあります。
診察内容
- 治療について
-
霰粒腫は自然に治ることもありますが、しこりが大きい場合や症状が持続する場合には以下の治療を行います。
＜保存的治療＞
温罨法まぶたを温めることでマイボーム腺の詰まりを改善し、自然にしこりが小さくなるのを待ちます
＜リッドハイジーン＞
まぶたを丁寧に撫でるように洗浄する事でしこりの吸収を促すと同時に清潔にして炎症を起こりにくくします。目がしみて、まぶたの縁まで洗えないと感じる方は、眼科専用のアイシャンプーやベビーシャンプーなどで洗うと比較的しみにくくなります。
＜薬物治療＞
感染や炎症を伴う場合は、抗生物質やステロイドの点眼薬や軟膏を使います。
＜切開手術＞
適応保存的な治療で改善しない場合や、しこりが大きく日常生活に支障が出る場合。
手術局所麻酔を行い、まぶたに小さな切開を加え、蓄積した脂や内容物を取り除きます。
当院の特徴
患者様に寄り添った診療
霰粒腫の状況や、ご年齢に応じて、保存治療から手術まで、患者様に合わせた治療法をご提案させていただきます。
適切な時期での切開手術
「保存的治療」、「薬物治療」でも改善できない場合当院で切開することも可能です。
切開はその日の状況により当日切開が可能な時もありますが、基本的に予約制とさせていただきます。
小さいお子様や体の調子が悪く当院で切開が困難な場合には、信頼のおける提携病院をご紹介させていただきますのでご安心ください。
小手術の際の注意点
体調管理を万全にしていらしてください。特別な指示がない限り通常内服されている薬は内服してきていただいて大丈夫です。
切開部位周辺のお化粧はせずにご来院ください。基本的に片眼眼帯での帰宅となりますので、徒歩または公共機関でのご来院をお願いします。
診療項目
症状・疾患
