網膜裂孔・網膜剥離の診療



網膜裂孔や網膜剥離は、放置すると視力低下や失明につながる危険な病気です。日数が経つと治療成績にも関与することが多いため、早期の治療を有する疾患になります。当院では眼底を詳細に観察し、出来るだけ早期に発見し治療をおこないます。

網膜とは眼の奥にある膜のことで、カメラのフィルムのような重要な役割を果たしています。網膜裂孔とは網膜に穴が開きそのまま放置していると、網膜が剥がれてきて網膜剥離へと進行し視野がだんだんと消失し放置すると失明に至る可能性があります。



このような症状がある場合は
ご相談ください

  • 飛蚊症(視界に小さな黒い点や虫のようなものが見える)
  • 光視症(目を動かすと光が走るように見える)
  • 視界の一部が欠ける、暗くなる、歪む
  • 急激な視力低下

これらの症状は網膜裂孔や網膜剥離の兆候の可能性があります。日数が経つと治療成績にも関与することがあるため早期治療が必要です。

また近視が強い方は、網膜裂孔、網膜剥離のリスクが少し上昇します。自覚症状が無くても網膜裂孔が隠れていることがあるため、定期検診をお勧めします。

診察内容

検査と診断
視力検査・眼圧検査視力の低下や眼圧の異常がないかを確認します。
眼底検査散瞳薬にて瞳孔を開いて、網膜の状態を詳しく確認します。
網膜裂孔・網膜剥離の有無や程度を判断する上で重要な検査です。
治療について

網膜裂孔や網膜剥離は早期の治療が重要です。

網膜裂孔の治療

網膜裂孔の周囲をレーザーで焼き固め、網膜剥離に進行するリスクを減らす治療です。
網膜を壁紙として例えると、壁紙に穴が開き、その周りに画びょうを打ち、壁紙が剥がれるリスクを減らす治療です。当院外来にて日帰り治療が可能です。

網膜剥離の治療

失明予防のため手術が必要になります。信頼のおける連携病院へご紹介いたしますのでご安心ください。

目の奥にある硝子体を除去し、特殊なガスなどで網膜を抑えレーザーをおこない網膜剥離を治す手術です。網膜をしっかり復位させるために手術後うつ伏せが必要になります。

目の外側からシリコンスポンジを縫着し眼球をくぼませることで網膜剥離を修復する手術です。

当院の特徴

経験豊富な眼科専門医による
診断と治療

眼科専門医による丁寧な診察と説明、適切な治療をおこないます。

スキャンレーザー光凝固装置の導入

網膜光凝固装置を導入しているため、当院にてレーザー治療が可能です。

アフターケア

術後状態が落ち着きましたら通いやすい当院でしっかりサポートいたしますのでご安心ください。

散瞳薬を用いた眼底検査をおこないます。検査後6時間程度ピントが合いにくく、眩しく感じます。



網膜裂孔・網膜剥離は時間が経つと治療成績にも影響を及ぼすことがあるため、早期発見・早期治療が大切です

網膜裂孔の段階であれば外来日帰りにてレーザー治療が可能です。 特に飛蚊症や光視症の症状が現れたら、放置せずに早めに眼科を受診しましょう。



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